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製品購入
- 製品を購入したいのですが、どのようにすればよろしいですか?メールまたはお電話でお問い合わせください。
内容を確認したのち、担当者からご連絡させていただきます。 - 最小購入ロット単位はありますか?ございません。1台からご注文頂けます。
- 納期はどのくらいかかりますか?形名、数量など条件により異なります。詳しくはメールまたはお電話でお問い合わせください。
- 納入時の梱包形態について教えてください。原則、段ボール梱包となりますが、一部例外もございます。詳しくはメールまたはお電話でお問い合わせください。
- 価格見積もりをお願いしたいのですが、どのようにすればよろしいですか?まずはメールまたはお電話でお問い合わせください。当社では、代理店経由での取引が基本となりますので、形名、数量、用途等の詳細を踏まえて、代理店を紹介します。
- 製品形名の読み方について教えてください。「ご利用手引き 製品表示」をご覧ください。
- 製品ロットNo.の読み方について教えてください。「ご利用手引き 製品表示」をご覧ください。
- 製品を選定する際の考え方について教えてください。電流センサの取付方法や定格電流、検出精度、制御電源等を考慮しながら選定していきます。ただしお客様の用途や使用環境等にも影響される場合がございますので、詳しくはメールまたはお電話でお問い合わせください。
- 評価用のサンプルが欲しいのですが、どうすればよろしいですか?メールまたはお電話でお問い合わせください。
内容を確認したのち、担当者からご連絡させていただきます。 - 評価用のサンプルの納期はどのくらいかかりますか?形名、数量など条件により異なります。詳しくはメールまたはお電話でお問い合わせください。
製品の用途・実績
- 電流センサはどのような用途に使用されていますか?産業用と車載用に大別されます。産業用では汎用インバータ、サーボ、NC工作機械、UPS、太陽光発電、燃料電池などに、車載用では、EVやHEVなどの電動車両に使用されます。
- 車載用途(走る・曲がる・止まる)にも使用可能ですか?車載用の電流センサを選定頂ければ使用可能です。
- 医療機器など人命にかかわる用途への使用は可能ですか?適切に機種選定いただければ、MRIなどの医療機器への使用は可能です。ただし、生命維持のための医療機器、各種安全装置など、特別に高い品質、信頼性が要求される用途への使用については、必ず事前に弊社または代理店にご相談ください。
カスタム対応
- カタログにない仕様(定格電流の変更など)への対応は可能ですか?可能な場合もございます。メールまたはお電話でお問い合わせください。内容を確認したのち、担当者からご連絡させていただきます。
- その場合の開発費やリードタイムはどうなりますか?形名、数量など条件により異なります。詳しくはメールまたはお電話でお問い合わせください。
- フルカスタムでの製品開発は対応可能ですか?可能な場合もございます。メールまたはお電話でお問い合わせください。内容を確認したのち、担当者からご連絡させていただきます。
- その場合の開発費やリードタイムはどうなりますか?フルカスタムの場合は、専用金型費等の開発費用、一定の開発期間が必要になります。詳しくはメールまたはお電話でお問い合わせください。
特性・その他
- 電流センサの動作原理を教えてください。当社電流センサには、オープンループタイプ、クローズドループタイプ、フラックスゲートタイプがございます。各々の動作原理と特徴は『方式説明』を参照願います。
- 特性の定義について教えてください。電流センサの特性の定義については、『特性説明』に説明がありますのでご確認下さい。
尚、下記特性については更に詳細な説明をご確認いただけますのでご欄ください。・定格説明/定格出力: メールニュース (PDF)
・残留出力: メールニュース (PDF)
・直線性: メールニュース (PDF)
・飽和電流: メールニュース (PDF)
・ヒステリシス巾: メールニュース (PDF)
・ノイズ特性: メールニュース (PDF)
・応答特性/過度特性: メールニュース (PDF)
・温度特性: メールニュース (PDF)
- 制御電源は必要ですか?当社ラインナップの電流センサにはすべて制御電源が必要です。
- 両電源/単電源の違いについて教えてください。両電源/単電源とは、電流センサに供給する電源のことを意味します。両電源は、正負両方の電源によって電流センサが動作し、単電源は、プラス側のみの電源によって電流センサが動作するといった違いがあります。
なお、5V単電源に関する詳細説明は「メールニュース」をご覧ください。・5V単電源のメリットについて: メールニュース (PDF)
・5V単電源のVrefについて: メールニュース (PDF)
・5V単電源の出力モードについて: メールニュース (PDF)
- DC電流もAC電流も測定できますか?DC電流もAC電流も測定する事が可能です。
- 微小電流はどの程度まで測定可能ですか?電流センサの仕様により検出精度が大きく異なりますので注意願います。微少電流を測定する場合は感度の高いフラックスゲートタイプがお勧めであり、定格電流の最も小さい製品で300mAになります。製品はHM-Z003V12PP5です。
- 出力精度はどのくらいですか?定格によって変わりますが、常温常湿,電源変動無しの条件下で一次側に定格電流を流した際の出力精度は、オープンループタイプで±1%~1.5%、クローズドループタイプで±1%、フラックスゲートタイプで±0.7%です。
- 定格以外の誤差の考え方を教えてください。電流センサは定格点(定格電流を印加した場合)における出力電圧誤差および0A時の出力(残留電圧)にて製品を保証しており、直線性については定格フルスケール誤差で計算します。
基本的な考え方としては、定格出力電圧/定格電流×測定電流+残留電圧誤差(温度ドリフト分含む)+直線性誤差(定格フルスケール)となります。 - 指定外の電源で使用するとどうなりますか?指定外の電源で使用すると、電流センサの仕様規格から特性が外れたり、最悪の場合内部部品が破損する場合がありますので、指定範囲内の電源で使用するようお願いします。
- 電流をターンして使用しても問題ありませんか?ターン数を多く巻くことによってインダクタンスが上がり、応答速度が遅くなりますのでご注意ください。また、巻き方によっては出力誤差の原因となりますので使用時に実際の出力をご確認ください。
- レシオメトリック出力とはどのような出力ですか?ゼロ点と感度の出力がVccに比例(追従)します。
ゼロ点とは入力電流が0Aの出力電圧の基準点をいいます。そのため、レシオメトリック時のゼロ点の表記はVcc/2など電源が関与している表記方法となります。
レシオメトリックおよび非レシオメトリックの概要や特長については「メールニュース」をご覧ください - 定格を超えた場合の直線性について教えてください。基本的に定格を超えると直線性が悪化します。機種によって様々ですが、印加電流が定格を超えるときの特性を直線性範囲(±1%)や飽和電流(±10%)としています。
- 電流センサの周波数帯域について教えてください。一般的な電流センサの周波数帯域は、DC~50kHz以上(-3dB)となりますが、製品によって異なりますので、メールまたはお電話でお問い合わせください。また、高周波領域ではコアが発熱する場合がありますので、事前評価にてご確認ください。
- 製品の周波数特性データの提出はできますか?代表定格のデータの提出はできます。メールまたはお電話でお問い合わせください。
- 高周波対応(コア変更)は可能ですか?定格電流や構造によって対応できる製品できない製品があります。メールまたはお電話でお問い合わせください。
- 電流センサを隣接しておいても問題ありませんか?他の電流センサが近くに存在する場合には外部磁界の影響を受ける可能性があります。電流センサを近くに置かざるを得ない場合は、出力特性に影響がない事をご確認の上、ご使用ください。
- コネクタについて、金めっきや錫めっきに変更することは可能ですか?対応できる製品できない製品があります。メールまたはお電話でお問い合わせください。
- 指定コネクタへの変更は可能ですか?対応できる製品できない製品があります。メールまたはお電話でお問い合わせください。
- 耐硫化への対応は可能ですか?製品により対応可能です。
標準品では対応しておりませんので、メールまたはお電話でお問い合わせください。 - 基板面へのコーティング仕様は対応可能ですか?製品により対応可能です。
標準品では対応しておりませんので、メールまたはお電話でお問い合わせください。 - 電流センサにコーティングを行っても問題ありませんか?コーティングの種類によっては不可の場合がありますので、メールまたはお電話でお問い合わせください。
- 消磁方法を教えてください。残留磁気に相当するAC電流(100Hz)を一次側に入力し、徐々にゼロとすることで内部コアの残留磁気を除去できます。
- 使用時に消磁は必要ですか?電流センサは一次側に電流を流すことで、常にコアにはヒステリシスが加算した状態となっていますので、通常使用戴く上で消磁は必要ないと考えます。お客様のシステムによっては消磁機能を織り込んでいる場合もございます。
- ノイズ試験はどのように行っているか、教えてください。「ノイズ試験の方法」をご覧ください。
- 鉛フリーには対応していますか?鉛フリーに対応しています。
- RoHsには対応していますか?RoHS指令に対応しています。
- 中国RoHsには対応していますか?中国RoHS指令に対応しています。
詳細は「中国RoHS 有害物質情報」をご覧ください。 - RoHSの不使用証明書やSOCデータは提出できますか。提出可能です。メールまたはお電話でお問い合わせください。
車載用標準電流センサについて
- 電線長さのカスタム対応は可能ですか?カスタム対応可能です。担当窓口にてお問い合わせください。
- コネクタピンのメッキの種類は何ですか?HC-AK、HC-ASA、HC-ASB、HP-ARは、金メッキです。
HC-AMは、錫メッキです。 - カラーの位置を反対側(右側⇒左側)にすることはできますか?車載用標準電流センサは、反対側にできる構造になっていないため、できません。
- コア材の種類は何ですか?車載用標準電流センサは、ケイ素鋼板を使用しております。
品質保証について
- 電流センサの故障が発生した場合の対応について教えてください。電流センサの故障が発生した場合は、甲神電機若しくは代理店までご一報ください。原因調査を行い結果報告させていただきます。ご一報の際、形名・ロットNo.・故障の現象・発生時の状況などをお知らせいただくと、その後の調査がスムーズに進みます。なお、カバー付き機種に於いて、当社ご返却前にカバーを開封されますと原因究明が困難になる可能性があるため、お客様では開封されませんようお願いいたします。
- 電流センサで実施している信頼性試験の項目と条件について教えてください。電流センサの市場での耐久性を確認するため、信頼性試験を実施しています。産業用で標準的に実施している信頼性試験の項目、条件、判定基準は下表のとおりです。車載用の条件については、お問い合わせください。
分類 試験項目 産業用 試験条件 試験時間 試料数 判定規格 環境試験 温度サイクル -25℃ ⇔ 常温 ⇔ +85℃
(30min) (15min) (30min)
※制御電源印加なし300サイクル 5 社内規格 高温高湿 +85℃、85%RH
※制御電源印加なし580h 5 社内規格 高温放置 +125℃
※制御電源印加なし1000h 5 社内規格 低温放置 -25℃
※制御電源印加なし1000h 5 社内規格 機械的試験 振動 振動加速度:29.4m/s2
振動周波数:10Hz~500Hz~10Hz
掃引条件 :15分掃引X・Y・Z
各方向2h3 社内規格 衝撃 衝撃加速度:490m/s2 X・Y・Z
各方向3回3 社内規格 - 信頼性試験の条件はどのように決めたのですか?市場でご使用いただく平均温湿度環境を『40℃、32%』と想定し、試験条件との『絶対湿度の比率』および『温度差:10℃半減則』に安全係数を考慮した加速係数より、10年に相当する試験時間を決めています。
- 指定製品の信頼性試験は実施可能ですか?機種毎に適切に選定した代表定格・代表仕様で試験を行っています。
特別な事情の無い限り指定製品・指定定格の信頼性試験実施はお受けしておりません。 - 電解コンデンサなどの寿命部品は使用していますか?電流センサには電解コンデンサなどの寿命部品は使用していません。
- 甲神電機の品質保証体系を教えてください。お客様に満足いただける品質保証を行うため、ISO9001に基づいた品質保証体系を構築し、ビジネスを展開しております。詳細についてはメールまたはお電話でお問い合わせください。
- 試験成績書(出荷検査データ)は提出できますか?目的や用途を伝えて頂ければ提出は可能です。甲神電機若しくは代理店までご相談ください。
定常的な提出対応の場合は、その内容や費用についてご相談させていただく場合があります。予めご了承願います。
認証取得について
- 甲神電機はISO9001の認証を取得していますか?ISO9001の認証を取得しています。
- 甲神電機はISO14001の認証を取得していますか?ISO14001の認証を取得しています。
- 甲神電機はIATF16949の認証を取得していますか?いいえ、取得していません。
現在、取得に向けて準備を進めています。 - UL認証取得した製品はありますか?UL認証製品はHF-Aシリーズになりますが、標準品と別管理を行っておりますので、ご入用の際はメールまたはお電話でお問い合わせください。
使用上の注意について
- 連続通電電流について電流センサが破損しない条件として設定しています。(連続通電電流の記載が無い場合は製品への影響はありません。)考え方としては、使用している一次側電流線の絶縁保護や、内部電子部品のジャンクション温度が上限を超えないよう設定しています。
- 高周波電流印加によるコア発熱について電流センサごとに使用しているコアが異なり、場合によっては高周波電流を印加することでコアが異常発熱する場合がありますので、メールまたはお電話でお問い合わせください。
- 負荷抵抗接続による出力誤差について電流センサの出力回路部には、出力抵抗を内蔵している製品があります。そのため、規定の負荷抵抗以外を接続すると出力誤差が発生しますので、規定の負荷抵抗で使用願います。
- 制御電源印加状態でのコネクタを抜き差しについて制御電源を印加した状態でコネクタを抜き差しすると内部ICが破損する場合がありますので、制御電源をoffにしてからコネクタを抜き差しするとともに、両電源の場合は±電源を同時に印加してください。
- 適切な保管環境について電流センサの内部には湿度により変動しやすい素子が使用されています。梱包時の状態を保っていただくと共に小型機種の場合は30℃70%RH以下、中型機種以上の場合は40℃65%RH以下の環境下で保管するよう注意願います。
- 長期保管時の影響について電流センサの内部には湿度により変動しやすい素子が使用されており、また端子部も湿度により酸化する恐れがあります。
高温多湿下で長期保管を行うと残留出力(オフセット電圧)が変動したり、接触不良や実装不良等が発生する場合がありますので、推奨保管条件ご参照の上、温度・湿度管理に十分ご注意願います。 - 適用機器について電流センサとしては、一般産業向けに設計、製造を行っておりますが、一部特別に高い品質、信頼性が要求される特殊用途にも対応しております。一般用途とは別管理が必要となりますので、ご入用の際はメールまたはお電話でお問い合わせください。
- システム設計するうえでの、誤差の考え方について電流センサを使用したシステム設計を行う場合、規格仕様上の各項目を積算した誤差を考慮した総合誤差にて判断する必要がありますので、下記を参考にシステム上の閾値を設定ください。
残留電圧:残留電圧誤差+電源変動誤差+ヒステリシス誤差+残留電圧温度特性
出力電圧:出力電圧誤差+電源変動誤差+直線性誤差+出力電圧温度特性+残留電圧温度特性